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ハーブコーディアル

 ハーブコーディアルって何?

英国発祥のハーブのエキスを有機サトウキビから作られた砂糖や有機栽培されたレモンやオレンジなどの果実にクエン酸を加えてシロップ状にしたものです。

炭酸水、水、湯、白ワインなどのお酒でわって飲み物にしたり、ヨーグルトやアイス、かき氷にかけて食べたり、ゼリーやケーキをつくるときに使います。

英国ではしばしば、国家資格であるメディカルハーバリストが調合したハーブが薬のかわりにからだの不調を治すのに使われることが古くからの習慣となっています。

コーディアルは長らく薬として使われてきました。
そのため、保存が利き、長期間使えるようにする知恵としてハーブキャンディやティーや料理に使える乾燥ハーブと同様にハーブコーディアルをつくったのです。

当初、1000年以上前から修道院で作られたハーブコーディアルはハーブをアルコールに浸けたものでした。次第に民間に広まり、お母さんが子供でも口にできるようにと考え、濃厚な甘味をもつノンアルコール飲料にと変化したのです。一方でハーブエキスが使われたアルコールはリキュールとして発展しました。

私の感覚で言うとハーブは漢方でそれを飲みやすくした代表格が養命酒かな。違いは養命酒がアルコールである一方コーディアルはノンアルコールというところですね。滋養強壮になる点は同じです。

 二種類のハーブコーディアル

そう。からだにいいものなんです。だから、冬に向けて風邪やインフルエンザに使えるハーブコーディアルを二種類紹介します。

◆エルダーフラワーコーディアル
(生活の木)

原材料:有機エルダーフラワーエキス、有機砂糖、有機レモン果汁、クエン酸、レモン香料

使用方法:8倍希釈

内容量:360mL

保存期間:未開封で製造後2年、開封後は冷蔵で3週間以内

作用:抗アレルギー作用があるため、「インフルエンザの特効薬」と呼ばれ、くしゃみ、鼻水、鼻づまりといった症状にも有効です。熱を下げる発汗作用もあります。唾液を出す作用もあり、のどを潤します。

香りは花(きんもくせいが似ているな?)あるいはマスカットに似ていて、レモンと相まって爽やかさがあります。

ちなみに、エルダーフラワーはヨーロッパの田舎道や森によく見かけられ、中世ヨーロッパにおいては守神を招くハーブとして村の入り口に植えられていたそうです。

最近ではヘンリー王子&メーガン妃のウェディングケーキにもエルダーフラワーシロップ(コーディアル)が使われました。

◆エキナセアオレンジコーディアル
(生活の木)

原材料:有機アガベシロップ、有機アップル、有機オレンジ、有機エキナセアエキス、有機クローブバッズパウダー、クエン酸、オレンジ香料

使用方法:8倍希釈

内容量:360mL

保存期間:未開封で製造後2年、開封後は冷蔵で3週間以内

作用:免疫賦活作用、創傷治癒作用

適応:風邪の初期症状・インフルエンザ予防・カンジダ(真菌症)・尿道炎・気管支炎・疼痛・治りにくい傷(北米の先住民は歯痛、喉痛、風邪、伝染病などの治療をはじめ、外傷、火傷に外用し、毒蛇に咬まれたときの解毒薬として万能薬的に用いていたそうです。)

第二次大戦後、ドイツなどでの研究が進み、「免疫力を高めるハーブ」として知られるようになりました。

オレンジにクローブのアクセントがあり、こどもにも飲みやすくなっています。また、砂糖をつかわないオーガニックドリンクになってます。

 自宅でもコーディアル作れます

簡単な作り方を紹介しましょう。

材料

好きなハーブ ドライ20g  (フレッシュの場合は40g)

水 300mL

砂糖 100g

レモン汁 小さじ1(保存料代わり)

道具

保存用の瓶、鍋、茶こしやザル、ロート

*保存用の瓶は必ず煮沸してから使います。

*フレッシュハーブの場合、きれいに洗って泥や汚れを落としておきます。

作り方

  1. 鍋に水を入れ沸騰したらハーブを入れ、3~5分煮詰めます。(濃いハーブティーを作ります。)
  2. 1を茶こしやザルなどで濾します。
  3. 2を鍋に戻し、砂糖を入れ溶かします。
  4. 砂糖が溶け沸騰したら火を止め、レモン汁を入れ混ぜます。
  5. 冷まして、保存瓶に移します。出来上がり!

保存期間:冷蔵庫保存で1週間以内。

 実際にコーディアルを飲んでみて

エルダーフラワーコーディアルは、我が家全員がインフルエンザになった8年前、水でわって1日4回ほど飲んだら、汗がジャージャーでて、のどの痛みがひきました。それ以降、風邪引き始めに飲むとすぐになおるので重宝しています。

エキナセアオレンジコーディアルに関しては、他の家族がインフルエンザになっているにもかかわらず、このコーディアルをのんであたおかげか私一人だけはインフルエンザにならずにすみました。本当です!

両者ともハーブの独特な香りはなく、飲みやすく、なによりおいしいです。辛党の人には向いてませんが甘党にはインフルエンザや風邪の予防や退治の強力な助っ人だと思います。

この冬、予防対策もかねておいしく飲みましょ。

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